鬼地獄連弾
今構想しているフリー同人STG、「鬼地獄連弾」のストーリーをご紹介します。
このゲームは平野耕太の漫画「HELLSING」の二次創作です。
プロローグ
魔獣と人類が相争う、漆黒の時代があった。
異能暦一九九九年、十二月。
魔術能力を持たない退魔師の血を引く少女、夜桜院智衣は、夜の街並みの上を走っていた。
「なんだろう・・・あれ。」
ミレニアムの兵隊を叩き潰しながら、智衣は漆黒の夜空に輝く紅い月を見上げた。
ストーリー
異能暦一九九九年──。
英の都・ロンドンに暗黒組織「ミレニアム」の魔の手が迫ろうとしていた。
少佐は言った。
「英国に戦争の花を添えよう。地獄を作り上げよう。」──と。
ミレニアムによるロンドン事変を阻止出来るのは、五人の化物ハンター達。
吸血鬼の真祖にして、最強の化物ハンター「アーカード」。
「聖堂騎士」「天使の塵」などの数々の二つ名を持つ再生者の神父「アンデルセン」。
人間の心を捨て切れない半人前の化物ハンター「セラス」。
「死神ウォルター」の異名を持つ執事「ウォルター」。
魔術能力を持たない退魔師の血を引く少女「智衣」・・・。
ロンドンの命運は、化物ハンターの五人に託された──。
戦いに進むにつれ、徐々に解き明かされていくアーカードの出生に関わる謎・・・。
ミレニアムとの闘争の果てに待ち受けるものとは──?
「決戦の時は午後七時──ロンドン事変が起きるその前にミレニアムを粉々に潰しに行く。いいかね?」
「ど、どうやって潰しに行くんですかぁ⁉︎」
「話は後で良い!!」「さあ勇者共!英国の為にしっかり働いて・・・必ず生きて、戻って来い!!」
「楽しいピクニックになりそうだな、婦警。」
「セラス嬢、油断してはいけませんぞ。」
「楽しくならないよぉ〜(泣)。」
五人の化物ハンターが織りなす、英国の命運を賭けた、ミレニアムとの長くて短い死闘の旅が今、始まる・・・かもしれない・・・。
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